アパート経営とは失敗を招く甘い言葉
アパート経営で失敗する理由は一杯ある。
東京のアパート経営で失敗した理由は、アパート経営を始めたその日から、いろんなおいしい話の電話がいっぱい入り、アパートのオーナーになった嬉しさで有頂天気味だったので、おいしい話に全て付きあっていたら、半年もしない内にアパートローンが支払えなくなったことが原因だった。
大阪のアパート経営で失敗した理由は、不動産競売で入居率50%の賃貸アパートを旨く落札したまでは良かったのだが、やはりアパートのオーナーになった嬉しさで有頂天になり、空室対策などすっかり忘れ、毎晩心斎橋あたりで飲み明かしていたら、アパートローンが支払えなくなった。
札幌のアパート経営は現在進行中ではあるが、もう失敗したようなもので、アパートローンなどの融資を受けるから失敗するのだと、訳の分からない思い込みから、公務員だった配偶者の退職金を全て使いはたし、賃貸アパートを新築し、意気揚々と老後を楽しもうと思っていたら、10室中3室しか埋まらない日々がすでに3年も続いている。
現状は配偶者の年金から経費を持ち出している状態なので、予定していた海外旅行もお預けで、毎日もんもんとした日々を過ごす結果となった。
自分のアパート経営の失敗理由を冷静に振り返ってみると、どうもアパート経営という甘い言葉に惑わされていたようで、なんら経営者らしい事はやって来なかったあたりに、失敗の大きな原因があったようだ。